PIX4Dsurvey ユーザー向け: PIX4Dmatic 2.Xスタートガイド
このページは、現在 PIX4Dsurvey のライセンスをお持ちのユーザーを対象としています。
PIX4Dmatic 2.0 のリリースにより、PIX4Dsurvey は PIX4Dmatic に完全に統合されました。これにより、フォトグラメトリから CAD 向けデータ作成までの全工程を、1 つの強力なプラットフォームでシームレスに行えるようになりました。
PIX4Dsurvey のライセンスをお持ちであれば、バージョン 2.0 以降の PIX4Dmatic が利用可能となり、PIX4Dmatic Analyst としてのアクセス権が付与されます。これにより、バージョン 2.0 以降の PIX4Dmatic をご利用いただけます。
- PIX4Dmatic 2.X のインストールおよび利用
- 新しい PIX4Dmatic のインターフェイス上での、ベクトル化、体積計算、CAD ワークフロー、および高度な地形ワークフロー (DTM 作成やより滑らかな等高線の生成)
- 新しいツールや、従来の PIX4Dsurvey と比較してさらに改善された機能へのアクセス
PIX4Dsurvey からの主な変更点
1 つのアプリケーションへ統合
これまで PIX4Dsurvey は、主に以下の用途で使用されてきました。
- 地形ワークフロー
- 体積計算
- ベクトル化
- CAD向けの出力
PIX4Dmatic 2.0 以降は、以下の通り仕様が変更されます。
- ワークフローの集約: これまでのワークフローが PIX4Dmatic に統合されます。
- ソフトウェアの管理: インストールおよびアップデートは、PIX4Dsurvey ではなく PIX4Dmatic 2.x に対して行われます。
- プロジェクトの実行: 画像処理からベクトル化、解析、エクスポートまで、プロジェクトの全工程が PIX4Dmatic で実行されます。
ライセンスおよびプランが PIX4Dmatic ライセンスに移行
現在の PIX4Dsurvey ライセンスは PIX4Dmatic に対応しており、その後 2026 年後半にPIX4Dmatic Analyst ライセンスに移行されます。新しいライセンスキーは不要です。
- ログイン方法: PIX4Dsurvey で使用していた Pix4D アカウントで PIX4Dmatic 2.0 にサインインします。
- プランの移行: PIX4Dmatic で PIX4Dsurvey ライセンスが認識され、自動的に PIX4Dmatic Analyst へのアクセスが付与されます。
ライセンスの PIX4Dmatic プランへの無償移行については、Pix4Dの セールスチーム にお問い合わせください。
PIX4Dmatic 2.X のはじめ方
- PIX4Dmatic 2.X をダウンロードしインストールします。
- Pix4D 公式サイトから PIX4Dmatic 2.X をダウンロードします。
- コンピューター (Windows または macOS) にアプリケーションをインストールします。
- サイン インしてアクティベーションします。
- PIX4Dmatic 2.0 を起動します。
- Pix4D アカウントでサインインします。
- PIX4Dmatic Analyst のアクセス権が自動的に適用されます。あるいは、お持ちの PIX4Dsurvey ライセンスを選択してください。
- 既存の PIX4Dsurvey の保持します。(任意・期間限定)
- 移行期間中はPIX4Dsurvey をインストールしたまま PIX4Dmatic 2.X を使用することができます。
- 新規プロジェクトや定期的に発生するタスク (月次の土量報告など) については、できるだけ早く PIX4Dmatic 2.x に移行することをお勧めします。
- 2026 年 6 月からライセンスが PIX4Dmatic プラン (この場合は PIX4Dmatic Analyst) へ自動で移行され、移行後は PIX4Dsurvey は利用できなくなります。
PIX4Dmatic バージョン 2.X での PIX4Dsurvey と同等のツールの確認方法
インターフェイスのデザインは一新されていますが、ビュー、レイヤー、ジオメトリ、測定、レポートといった基本的な機能は PIX4Dmatic 2.0 でも、今までと同様に利用可能です。
PIX4Dsurvey のプロジェクトとアプリケーションの設定
PIX4Dsurvey のプロジェクトは、PIX4Dmatic 2.X のホーム画面に自動的には表示されません。これらのファイルを開くには、メニューの [ファイル] > [開く] を選択するか、プロジェクト ファイルをインターフェイス上に直接ドラッグ&ドロップします。
既定のフォルダー パス、テーマ、プロキシ設定などのアプリケーション設定は、PIX4Dmatic 2.X へ自動的に引き継がれないので、初回のみ手動で設定を行います。
ビューとナビゲーション
PIX4Dmatic 2.X での作業は、主に以下のビューで行います。
- 2D ビュー
- ベースマップ (道路地図または衛星写真)
- DTM 表示
- 等高線
- 2D での描画・編集用ベクター レイヤー
- 3D ビュー
- 点群
- グリッド ポイント
- TIN
- 等高線
- 3D 上での描画・編集用ベクター レイヤー
- 画像ビューアー:
- 画像上でジオメトリを直接編集
- 複数の頂点を同時に編集できるため、PIX4Dsurvey よりも効率的にジオメトリ編集が可能
ベクター レイヤーとジオメトリ ツール
PIX4Dsurvey で提供されていたベクター ツールは、PIX4Dmatic 2.X でも引き続き使用できます。さらに、いくつかの機能強化が行われています。
-
- 面の向きによる色分け (法線)
- クリッピング ボックス
レポートおよびエクスポート
PIX4Dmatic 2.X では、より柔軟なレポート作成ができます。
- カスタム レポート (すべての PIX4Dmatic プランで利用可能)
- 体積計算の結果だけでなく、すべてのジオメトリ、概要図、各種ビューをレポートに含めることが可能
- PDF 形式で出力可能 (Windows・ macOS)
PIX4Dsurveyのみを利用中のユーザーにとってのメリット
PIX4Dsurvey 単体での運用と比較して、以下の点が強化されます。
ワークフローとアプリケーションの効率化
- 管理の簡素化: ダウンロード、インストール、アップデートが単一のアプリケーションで完結
- 教育コストの削減: チームで習得・トレーニングが必要なインターフェイスが 1 つに集約
- ライセンス管理の容易化: PIX4Dmatic のライセンス体系に統一されるため、調達や管理がスムーズに
技術的なメリット (PIX4Dmatic Analyst)
- ジオメトリの編集効率の向上: 画像ビューアーでの複数頂点の同時編集機能により、作図作業がよりスピーディに
- カスタム レポート: 体積だけでなく、すべてのジオメトリ、概要図、各ビューを含めた詳細なレポートが作成可能
- macOS への対応: Windows 同様、macOS でも PDF レポートの出力が可能
- DTM (デジタル地形モデル )の生成と、それに基づく滑らかな等高線作成機能が統合
- 2D ビューの充実: ベースマップ、DTM、等高線を重ねて表示できる 2D ビューを搭載
- 多用な設定項目: 投影誤差を補正した計測や面の向きなどのビジュアライゼーション機能を追加
- ポリゴン機能の拡張: 隣接ポリゴンの作成、ホール、平面ポリゴン、法線による色分けに対応
- PIX4Dcloud へデータを共有する際、保存先の選択が可能
移行スケジュールと推奨事項
プラットフォーム間の移行をスムーズに進めていただくために、以下のロードマップを推奨しています。
- PIX4Dmatic 2.X が利用可能になり次第、インストールします。
- 今後、新しいプロジェクトを開始する際はPIX4Dmatic 2.X で開始します。
- 定期的な業務 (例: ストックパイル計測) などは、ライセンスの自動変換日よりも前に十分な余裕を持って PIX4Dmatic 2.X へ移行することを推奨します。
- 移行初期の段階では、PIX4Dsurvey をバックアップ (予備) としてのみ保持します。
- PIX4Dmatic Analyst へのライセンスの完全な移行 (プランの切り替え) については、ユーザーの準備が整い次第、Pix4D までお問合せください。
よくある質問
このページはどのようなユーザーを対象としていますか?
現在 PIX4Dsurvey のみをご利用中で、今後 PIX4Dmatic 2.X へ移行されるユーザーを対象としています。製品の統合に関する詳細は、「PIX4Dmatic と PIX4Dsurvey の統合」をご覧ください。
新たに製品を購入する必要はありますか?
いいえ。現在お持ちの PIX4Dsurvey ライセンスは PIX4Dmatic 2.X に対応しています。また、2026 年後半に PIX4Dmatic プラン (PIX4Dmatic Analyst) に自動的に移行されます。
新しいライセンス キーは必要ですか?
いいえ。PIX4Dsurvey で使用しているのと同じ Pix4D アカウントで PIX4Dmatic 2.X にサインインするだけで、お持ちの PIX4Dsurvey ライセンス (または移行後の PIX4Dmatic Analyst ライセンス) が自動的に認識されます。
引き続き PIX4Dsurvey を使用することはできますか?
はい、移行期間中であれば、現在インストールされている PIX4Dsurvey をそのままお使いいただけます。ただし、2026 年 6 月よりライセンスの自動移行が順次開始されます。それ以降は PIX4Dsurvey が利用できなくなるため、新規プロジェクトや定期業務は、お早めに PIX4Dmatic 2.X へ移行することをお勧めします。
既存のプロジェクトは開けますか?
既存の PIX4Dsurvey プロジェクトは、現在インストールされているバージョンの PIX4Dsurvey で引き続き利用可能です。今後の新しい作業に、PIX4Dmatic 2.X で行ってください。