PIX4Dcloud - よくあるご質問
本記事の内容
PIX4Dcloudの概要について
ライセンスおよびサブスクリプションについて
組織管理について
動作環境・システム要件について
インプットとアウトプットについて
機能について
データ管理について
問合せ先について
PIX4Dcloudの概要について
PIX4Dcloudとは?
PIX4Dcloudは、ドローンによるマッピング、進捗管理および現場記録などのためのクラウドプラットフォームです。2D・3Dモデルの処理、可視化、共有を簡単に行うことができ、効率的な共同作業を可能にします。詳細については、こちら をご覧ください。
PIX4Dmapper/PIX4Dmatic と PIX4Dcloudの違いは何ですか?
PIX4DmapperおよびPIX4Dmaticは、GCP やマニュアルタイポイント (MTP) の追加、高密度点群の編集、およびアウトプット(成果物)の品質を向上させるための各種処理設定の調整など、プロジェクトのあらゆる操作が行えるデスクトップアプリケーションです。
PIX4Dcloudは、あらかじめ用意された処理テンプレートとオンライン共有機能により、作業工程を簡素化し、迅速で共同的な分析を可能にします。
PIX4Dcloud と PIX4Dcloud Advancedの違いは何ですか?
PIX4Dcloud Advancedには、PIX4Dcloudの全ての機能に加え、以下の機能が含まれます:
- タイムラインとプロジェクトのグループ化:現場の進捗を効率的にモニタリング
- AutoGCP:グラウンドコントロールポイント(GCP/地上基準点)の自動検出
- 設計図および計画図のオーバーレイ表示:3Dモデルや航空写真の上に設計図や計画図を重ねて確認可能
- 体積計測および2D/3D比較ツール
- IFCファイルのインポートと可視化
シングルサインオン(SSO)はサポートされていますか?
PIX4Dcloud および PIX4Dcloud Advanced では、SSO は標準機能としては提供されていません。
SSO は Enterprise ソリューション に含まれており、利用を希望される場合は営業担当までお問い合わせください。
ライセンスおよびサブスクリプションについて
PIX4Dcloud Advancedを試したいのですが?
Pix4Dのアカウントやライセンスをお持ちでなくても、 https://cloud.pix4d.com/demo からデモプロジェクトをご覧いただけます。
ご自身のデータセット処理をしたい場合は、PIX4Dcloud Advancedのトライアルをお申込みください。
サブスクリプションの購入方法は?
PIX4DcloudまたはPIX4Dcloud Advancedのサブスクリプションは、Pix4D のホームページからオンラインで購入できます。
すでにPix4Dアカウントをお持ちの場合は、サブスクリプションの管理 から製品を追加できます。
- 2023年6月1日以前に作成されたアカウント:「Small」「Medium」「Large」の利用枠から選択可能
- 2023年6月1日以降に作成されたアカウント:パッケージ単位(例: +100、+500、+1000、+2500、および+10,000クレジット)でクレジットの購入可能
クレジットの詳細については、 PIX4Dcloud と PIX4Dcloud Advanced のクレジットシステム をご覧ください。
1つのプロジェクトで処理できる画像枚数は?
1つのプロジェクトでは、最大4,000枚の画像をアップロードして処理できます。
処理可能な画像数や作成できるプロジェクト数は、契約中のサブスクリプション内容やクレジット残高によって異なります。
追加のプロジェクト、画像データ処理許容量、またはクレジットの購入方法は?
トライアル期間中の場合は、Pix4D のホームページからサブスクリプションを購入してアップグレードできます。
- 画像データ処理許容量タイプのアカウント:マイサブスクリプションプランの管理 からアップグレード可能です。
- クレジット方式のアカウント:クレジットの購入方法 に従って購入してください。
代理店を通じてサブスクリプションをご契約いただいた場合、追加の画像データ処理許容量の購入については、弊社営業担当またはご契約元の代理店にお問い合わせください。
サブスクリプションの解約方法は?
サブスクリプションはいつでも解約できます。こちらのページより解約方法をご確認ください。
PIX4Dcloud から PIX4Dcloud Advanced へアップグレードするには?
PIX4Dcloud から直接アップグレードする機能はありません。アップグレードする場合は、次の手順で行ってください:
1. 現在のライセンスを解約する(解約方法はこちら)
2. 新たに PIX4Dcloud Advancedの ライセンス を購入する
解約前に新しいライセンスを購入すると、請求が重複する可能性がありますのでご注意ください。
また、アカウントが 2か月以上使われていない状態にならない限り、クレジットはそのまま保持されます。
備考:
PIX4Dcloud のライセンスをアップグレードしてもクレジットの残高には影響しません。
クレジットが削除されるのは、ユーザーアカウントに有効なライセンスが 2か月以上存在しない状態が確認された場合のみです。
PIX4Dcloud Advanced から PIX4Dcloud へダウングレードするには?
ダウングレードは、次の手順で行います:
1. 現在のライセンスを解約する(解約方法はこちら)
2. 新たに PIX4Dcloud Advanced のライセンスを購入する
1つのライセンスを複数のユーザーで共有できますか?
組織管理下では、 ユーザー数の制限はありません。
- 所有者、管理者、編集者のロール:リソースの作成、編集、削除など全機能のアクセスが可能です。
- 閲覧者、メンバー:アクセス権限に一部制限があります。
ロールの詳細については、こちらをご覧ください。
組織管理について
組織管理とは?
組織管理では、ライセンス、プロジェクト、ユーザーのアクセス権限を 一元的に管理 できます。
管理者は、ユーザーにロール(権限)を割り当てたり、組織内のリソースを安全に管理することが可能です。詳細はこちらをご覧ください。
組織内のクラウド製品について
PIX4Dcloud および PIX4Dcloud Advanced は、同じ組織内で管理することができます。
詳細はこちらをご覧ください。
プロジェクトを別のユーザーに移行できますか?
はい、同じ組織内であればプロジェクトの移行が可能です。
移行には以下の条件があります:
- 移行元と移行先のアカウントが 同じ組織に属している
- プロジェクトの移行できるのは 所有者 または 管理者 のみ
- 双方の組織で有効な PIX4Dcloud ライセンスを保有している
- 処理済みプロジェクト のみ移行可能
また、複数の処理済みプロジェクトをまとめて移行することもできます。
詳細はこちらをご覧ください。
動作環境・システム要件について
対応ブラウザとOSは?
PIX4DcloudはWindows 10 以降および macOS で、以下のブラウザの最新バージョンをサポートしています:
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Microsoft Edge
- Safari
大規模なプロジェクトを処理する場合は、64ビット版のブラウザを使用することを推奨します。
ハードウェアおよびソフトウェア要件は?
PIX4Dcloudはクラウドサービスのため、専用ハードウェアは必要ありません。ただし、快適にご利用いただくために以下の点をご確認ください:
- GPU とブラウザは最新バージョンに更新しておく
- 安定した高速インターネット環境を利用する
- 推奨ブラウザ:Google Chrome
プロキシやファイアウォールの設定は必要ですか?
プロキシやファイアウォールをご利用の場合、PIX4Dcloud にアクセスできるように設定が必要です。こちらの手順に従ってアクセスを許可する設定を行ってください。
PIX4Dcloudのダウンロード方法は?
PIX4Dcloudはインストール不要で、ブラウザから直接利用できます。
https://www.cloud.pix4d.com にアクセスしてください。
インプットとアウトプットについて
対応しているインプットデータは?
PIX4Dcloud では、以下のデータに対応しています:
- 画像データ(処理および可視化用)
- 既存のアウトプットデータ(オルソモザイク、DSM、3Dメッシュ、高密度点群)
- PRJ 形式の出力座標系ファイル
PIX4Dcloud Advanced では、PIX4Dcloudの全インプットデータに加えて、以下にも対応しています:
- GCPおよび検証点
インプットデータの全リストはこちらからご確認ください。
生成できるアウトプットデータは?
以下のアウトプットを生成できます:
- 位置情報付きガウス スプラッティングモデル(PIX4Dcatch PIX4Dcloud Advanced のみ対応)
- 高密度点群
- 3D テクスチャメッシュ
- DSM(数値表層モデル)
- オルソモザイク
- 注釈(アノテーション)
アウトプットデータのの全リストはこちらからご確認ください。
PPKに対応していますか?
いいえ、PIX4Dcloud は PPK には対応していません。
処理できるデータセット(プロジェクト)数に上限はありますか?
PIX4Dcloud/PIX4Dcloud Advanced で作成できるデータセット(プロジェクト)数に制限はありません。
生成される処理結果は何ですか?
- オルソモザイク
- DSM(数値表層モデル)
- 3D テクスチャメッシュ
- 高密度点群
対応しているドローンとカメラ一覧
空中・地上の撮影に使用される 幅広いドローンやカメラ に対応しています。
対応デバイスの一覧はこちら:対応するドローンおよびカメラ
備考:対応リストにないカメラであっても、写真測量の要件を満たしていれば、実用的な結果を得られる場合があります。
処理可能な最大画像枚数は?
PIX4Dcloudでは、1つのプロジェクトにつき最大 4,000枚 の画像を処理できます。
ただし、処理の成功はプロジェクトの内容(複雑さ)や、作成したいアウトプットによって変わります。詳細はこちら:PIX4Dcloudで処理が出来る画像枚数は?
ローカルで処理したアウトプットをPIX4Dcloudにアップロードできますか?
はい、ローカル(PC)で処理したアウトプットをPIX4Dcloudにアップロードして共有できます。詳細はこちら:Pix4Dcloudへ結果とアウトプットをアップロードする方法
PIX4Dcloudで処理したプロジェクトをダウンロードできますか?
はい。プロジェクト内の インプットやアウトプット は、プロジェクト内の「ファイル」セクション 直接ダウンロードダウンロードできます。
詳細はこちら: Pix4Dcloudから結果をダウンロードする方法
ガウシアン スプラットモデルの利用条件は?
- PIX4Dcatch で作成したプロジェクト:すべてのライセンスで利用可能
- PIX4Dcloud で直接作成したプロジェクト:PIX4Dcloud Advanced が必要
ガウシアン スプラットモデルについての詳細はこちら:
PIX4Dcloud でガウシアン スプラット モデルを表示する方法
機能について
画像を処理する方法は?
PIX4Dcloud でプロジェクトを作成し、画像を直接アップロードして処理できます。
その他のアップロード(処理)方法:
- PIX4Dmapperからアップロード(両方のライセンスが必要)
- PIX4Dmaticからアップロード(参考:PIX4Dcloudで処理 - PIX4D(英))
- PIX4Dcatchからアップロード(参考:PIX4Dcatch プロジェクトの処理)
処理オプションはどのように選択できますか?
新しいデータセットを作成する際に、用意されているテンプレートの中から処理オプションを選択できます。使用可能な処理オプション詳細はこちら: Pix4Dcloudに適用されるテンプレートや処理オプション
プロジェクトやアウトプットは共有できますか?
はい、プロジェクトやアウトプットは、公開リンクまたは非公開リンク を利用して、外部の共同作業者と共有できます。 詳細はこちら:シェア
利用できる解析ツールは?
PIX4Dcloudでは、以下の解析ツールを利用できます:
- 距離、面積、体積の測定
- マーカーや注釈(アノテーション)の追加
- 標高プロファイル(高さ)の作成
- 画像の点検・確認
PIX4Dcloud Advancedでは、さらに以下の解析ツールも利用できます:
- 進捗管理に役立つ体積比較および 2D 比較
- 設計図オーバーレイツール:設計と現況を比較
詳細はこちら:2D/ 3Dツールとアノテーション
GCPは利用できますか?
- PIX4Dcloud:GCP は PIX4Dmapper を利用することで使用できます。
詳細はこちら:PIX4Dcloudの処理でGCPを使う方法 - PIX4Dcloud Advanced:AutoGCPによるGCPの自動検出に対応しており、直接使用できます。詳細はこちら:GCP自動検出機能 - PIX4Dcloud Advanced
処理後に画像の追加や処理オプションの変更はできますか?
いいえ、処理が完了したプロジェクトは 変更できません。変更を反映させるには、新しいプロジェクトを作成してください。
PIX4Dcloudで生成されたアウトプットを編集できますか?
いいえ、一度生成されたアウトプット(ガウシアン スプラット、高密度点群、3D メッシュ、DSM、オルソモザイク)は PIX4Dcloud 上で編集することはできません。
処理範囲(関心領域)の設定はできますか?
はい、可能です。処理範囲を設定することで、処理を特定の領域に限定できます。詳細はこちら:PIX4Dcloud で処理する関心領域を定義する方法
位置情報(ジオロケーション)の無いプロジェクトはどうなりますか?
- PIX4Dcloudで直接作成したプロジェクト:位置情報データの入力が必須です。
- PIX4Dmapper からアップロードしたプロジェクト:位置情報がなくても処理は可能ですが、精度が低くなります。
出力座標系はどのように選択できますか?
- 水平座標系と垂直座標系は、処理を開始する前に選択できます。
- AutoGCP(GCP自動検出機能)を使用するプロジェクトでは、GCPの座標系が自動的に適用されます。
詳細はこちら:
新規データセット > 処理オプション > 出力座標系 - PIX4Dcloud
GCP自動検出機能
なお、画像に位置情報(ジオロケーション)がない場合、出力座標系は任意のものに設定されます。詳細はこちら:PIX4Dcloudで任意座標システムを活用する方法
計測単位はどのように変更できますか?
計測単位は、選択されたプロジェクトの出力座標系に応じて自動的に設定されます。
単位を変更するには、2D / 3D ビューア下部の単位切り替えトグルから、メートル法、ヤード・フィート法、または米国慣用単位に変更可能です。
対応している言語は?
PIX4Dcloud および PIX4Dcloud Advanced は以下の言語に対応しています:
英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、タイ語、日本語、ドイツ語、韓国語
言語の変更は、PIX4Dcloudにログイン後、右上のユーザーアイコンをクリックし、ユーザー設定>言語から行えます。
サイトローカライゼーションファイルは使用できますか?
はい。PIX4Dmatic および PIX4Dcloud では、WKT 形式のサイトキャリブレーションファイルを使用できます。ファイルの取得を希望される場合は、テクニカルサポートにお問い合わせください。
また、こちらの記事(英語)も合わせてご覧ください:How to obtain a Site Localization file for PIX4Dmatic and PIX4Dcloud
データ管理について
データは保護されていますか?
はい。Pix4Dはユーザーのプライバシーを重視しており、ユーザーのデータに対する所有権を主張することはありません。 詳細については、利用規約とポリシー をご覧ください。
データセットはどこで処理・保管されますか?
各アカウントには、処理および保存用のサーバーのクラスターが割り当てられます。処理場所は、アカウント設定で設定可能です。 詳細はこちら: データセットの処理と保管場所について
ライセンスが期限切れになると、プロジェクトはどうなりますか?
プロジェクトは Pix4Dcloud 保管有効期限ポリシーに基づき、Pix4Dサーバーに一定期間保存されます。
問合せ先について
製品に対するフィードバックや機能リクエストはどこから送れますか?
フィードバックや機能リクエストは、Pix4D コミュニティまたはお問合せフォームから送信できます。
テクニカルサポートはどのように受けられますか?
- 既存ユーザー様およびトライアルユーザー様:サポートチームにお問い合わせください。
- 導入をご検討中の方:Pix4Dコミュニティまたは営業にお問い合わせください。
また、ご質問がございましたらホームページにありますチャットボット(Pixie:ピクシー)も合わせてご利用ください。