この記事では、Pix4Dinspectで新しい「点検」を作成するプロセスについて順を追って説明します。
「点検」とは、1つの 「アセット」に属するクラウドベースのプロジェクトです。「点検」ではフォトグラメトリ―のアウトプットを生成し、2Dと3Dで視覚化し、再構築されたモデルを点検し、画像に 関係者間での協力のためにアノテーションを付けることが出来ます。
点検の作成
1. ダッシュボードの左上から、 にクリックして 「新規点検」を選択します。
2. 「新規点検を作成」 のウィンドウが表示されます。
3. 新しい 「点検」 を 「アセット」 にアサインするには以下のオプションのいずれかを選択します:
- 新しい点検が属するべき「既存のアセット」を、ドロップダウンリストまたはマップから選択します。
- 新しいアセットを作成します。詳細な説明は こちら 。
4. 次へをクリックします。
入力の選択
インプットはドラッグ&ドロップで追加するか、ディスクから選択ができます。
インプットファイルをドラッグ&ドロップする
- インプットファイルを画面にドラッグ&ドロップします。
- (オプション)必要に応じて、さらに入力ファイルを追加できます。
- 次へをクリックします。
ディスクから選択
- ディスクから選択をクリックします。
- (オプション)必要に応じて、さらに入力ファイルを追加できます。
- 次へをクリックします。
重要: Pix4Dinspectが受け入れられるインプットファイルについては、
インプットの記事で説明しています。
メモ:入力ファイルは
アップロードをクリックする前にはいつでも個別に削除、またはバルク削除することができ、新しいものを追加することも可能です。
オプション
フォトグラメトリ―のアウトプットを定義したり、 アンテナ検出用のAIアルゴリズムを実行するなどの様々なオプションがあります。
- フォトグラメトリ―のアウトプット : このオプションを選択して以下のすべてのフォトグラメトリ―のアウトプットを生成します。
- 点群
- 3Dメッシュ( 「通信タワー」 のアセットの場合、 「3Dメッシュ」は生成されません)
- オルソモザイク
- DSM
- クリッピング半径 : この外側にある点群はカットされる直方体のアポセムを定義します。この平行六面体の二乗ベースは通信タワーの中心があり、これは、点群の密度構造の分析で推定されています。
メモ:
「クリッピング半径」は、
「通信タワー」のアセットで、
「フォトグラメトリ―のアウトプット」にチェックが入っている場合のみに使用可能です。
メモ:
「クリッピング半径」は点群にのみ影響します。他のフォトグラメトリ―のアウトプットには影響しません。
- パネルアンテナの認識 : このオプションを選択すると アンテナ認識アルゴリズムが実行されて、アンテナの位置、寸法と傾きの情報が取得できます。詳細: アンテナツール 。
メモ:
フォトグラメトリ―のアウトプットにチェックが入っている場合のみ、
「パネルアンテナの認識」が利用可能です。
重要:アンテナ認識アルゴリズムは
「データプライバシー設定」で、 Pix4Dアルゴリズムにプロジェクトの詳細から学習して改善することを許可している場合 のみ、実行可能です。
ユーザーは、 前へおよび次へをクリックすることで異なるステップ間を移動できます。
アウトプットの生成を開始するには、アップロード をクリックします。