この記事では、自動アンテナ認識アルゴリズムによって抽出されたアンテナの詳細を読み取る方法、追加情報の追加方法、そしてこの知識をコラボレーションに使用する方法について説明します。
「アンテナツール」にアクセス
「アンテナツール」の使用を開始するには、次のいずれかの方法を選択します:
- 左側のナビゲーションメニューの「レイヤータブ」で、 「アンテナレイヤー」からアンテナにクリックします。
- 「3Dビュー」で、認識されたアンテナをクリックします。
右側に「アンテナビューアー」が開きます。表示されている画像は、 Pix4Dscan の「上向き旋回飛行」のサブミッションで撮影され、アンテナの再構築と認識に使われた画像です。データセットが Pix4Dscan で取得されなかった場合、一般的にポジティブなジンバルピッチ角で撮影された画像のみ表示されます。
認識されたアンテナの情報は「アンテナカード」に表示されます。
アンテナカード
アンテナ カードには、「自動アンテナ認識アルゴリズム」で計算された情報、およびいくつかの追加のエンドユーザーにより編集可能なフィールドが含まれます。以下の内容が含まれます:
- 自動認識データ:
- アンテナの種類
- 俯角
- 方位角
- 偏波角
- 幅
- 高さ
- 奥行
- 高度(センターライン)
AIで認識されたアンテナの詳細な説明については、 アンテナのAI認識をご参照ください。
- エンドユーザーが編集可能なフィールド:
- モデル名
- ID
- 周波数:複数オプションから選択。
- アンテナはオンになっています 。アンテナが 「オン」としてマークされている場合、 アンテナは3Dビューでは緑色で表示されます。オフとしてマークされている場合、 3Dビューではオレンジ色です。
アンテナ詳細の内容は、編集可能なフィールドに追加されると自動的に保存されます。
特定の画像を最適とマークする方法
特定の画像を特定のアンテナに最適な画像としてマークするすることが出来ます。その意味合いとしては、その最適な画像が最も代表的であり、アンテナ点検の目的に適する情報が最も多く含まれていることです。
画像を最適としてマークするには:
- 「アンテナビューア」から、画像として最適と思われる画像を提案された画像の中から選択します。
- 画像のズームレベルを変更します。
- をクリック。
カルーセルの画像ミニチュアに「最適」のアイコンが表示されます。 「最適」の画像が、スターアイコンをクリックした際にアクティブだったズームレベルと画像の切り出しフレームにおいてレポートに追加されます。
レポート内のアンテナ
アンテナの詳細 アンテナの詳細は、Pix4Dinspectからエクスポート出来るレポートにに含まれています。
ヒント
画像の参照方法
「アンテナビューア」では、次の方法で画像を参照できます:
- 拡大画像に示されている矢印をクリックします。
- キーボードの左矢印と右矢印を使用します。
- カルーセルの下のスクロールバーを使用して、別の画像をクリックします。