コンテンツまでスキップ
日本語
  • 検索フィールドが空なので、候補はありません。

組織間でフォルダー、サイトおよびデータセットを移動する

組織管理は、情報の一元化と、PIX4Dcloud のデータセット (プロジェクト) およびサイトへのアクセス権の管理を可能にします。データセットおよびサイトは組織内のロールに応じてユーザーが生成します。このページは、リソース (フォルダー、サイトおよびデータセット) を PIX4Dcloud へのアクセス権を持つアクティブな Pix4D ライセンスを有する組織間で移行する方法を説明します。

PIX4Dcloud のリソースの移動の要件

1 つ以上の組織に属し、組織内のロールを持つユーザーは、1 つの組織 (ソース組織) から別の組織 (ターゲット組織) にフォルダー、サイトおよびデータセットを移動できます。この移動は次の条件下で完了する必要があります。

  • ロール: ユーザーはソース組織において最低でも管理者ロールを有し、ターゲット組織において最低でも編集者ロールを有する必要があります。
  • アクティブなライセンスおよび画像とデータセットの処理容量またはクレジット残高システムがある: いずれの組織も PIX4Dcloud にアクセスできる Pix4D ライセンスを保持している必要があります。
  • プロジェクト ステータス: 移動できるのは処理済みのデータセット/プロジェクトのみです。
  • 複数のプロジェクトを同時に移動することもできますが、すべてのプロジェクトのステータスは [処理済み] である必要があります。この条件を満たしていない場合は、処理済み/未処理にかかわらず、すべてのプロジェクトに対してエラー メッセージが表示されます。

警告:

PIX4Dcloud リソースを移動する方法

  1. cloud.pix4d.com/login に Pix4D の資格情報を使用してログインします。
  2. ドライブで組織スイッチャーを使用してソース組織を選択します。ソース組織とは、移動対象のファイルが保存された組織を指します。
  3. ターゲット組織に移動するすべてのフォルダー、サイトまたはデータセットを選択します。
  4. [移動] をクリックします。
    10257371612317
    組織スイッチャーで選択したソース組織です。選択して移動します。
  5. 組織スイッチャーを使用してターゲット組織にアクセスします。
    10257371618973
    組織スイッチャーでターゲット組織を選択します。
  6. ルート レベルに移動するには、任意の既存のフォルダーまたは左上隅の [移動先に指定] をクリックします。
  7. 移動の可否をユーザーに確認するとともに、共有リンクに関する警告を示すメッセージが表示されます。

Notification Common

ユース ケースと条件

  画像とプロジェクトを使用するターゲット組織 クレジットを使用するターゲット組織
画像とプロジェクトを使用するソース組織

ユース ケース 2。新しいプロジェクトの追加に伴い処理容量が減るため、ターゲット組織がプロジェクトの費用を負担します。

ソース組織は、プロジェクトがなくなった分、処理容量が増加します。

ユース ケース 1。ターゲット組織のクレジットにもソース組織の処理容量にも変化はありません。
クレジットを使用するソース組織 ユース ケース 3。許可されていない組み合わせです。

ユース ケース 4。クレジットに変更はなく、移動を行っても両方の組織のクレジットに影響はありません。

処理時にソース組織でクレジットが消費されたため、ソース組織が費用を負担しています。

ユース ケース 1 - 画像/プロジェクトを使用する組織からクレジットを使用する組織への移動

画像/プロジェクトを使用するソース組織から、クレジットを使用するターゲット組織への移動は、以下の条件で許可されます:

  • すべてのプロジェクトが作成してから 1 か月以上経過している。または、
  • ソース組織のライセンスの有効期限が切れている。

重要: ターゲット組織のクレジットにも、ソース組織の処理容量にも影響はありません。

例: サイモンさんは以下の組織に所属しています。

  • 組織 A: 残りの画像枚数は 1000 枚で、残りのプロジェクト数は 20 個。
  • 組織 B: 残り 100 クレジット。

サイモンさんは、2 か月前に処理されたプロジェクト 1 (クラウド上で処理され、250 枚の画像を含む) を組織 A から組織 B に移動しました。

移動後も、2 つの組織の処理容量は以下の通り変更されません。

  • 組織 A: 画像枚数は 1000 枚でプロジェクト数は 20 個。
  • 組織 B: 100 クレジット。

ユース ケース 2 - 画像/プロジェクトを使用する組織から画像/プロジェクトを使用する組織への移動

情報:  画像/プロジェクトはソース組織から削除され、ターゲット組織に追加されます。

例: アンナさんは以下の組織に属しています。

  • 組織 A: 残りの画像枚数は 1000 枚で、残りのプロジェクト数は 20 個。
  • 組織 B: 残りの画像枚数は 2000 枚で、残りのプロジェクト数は 10 個。

アンナさんは、プロジェクト 1 (クラウド上で処理され、250 枚の画像を含む) を組織 A から 組織B に移動しました。

移動後、2 つの組織の処理容量は以下の通りになります。

  • 組織 A: 画像枚数は 1250 枚で、残りのプロジェクト数は 21 個。
  • 組織 B: 画像枚数は 1750 枚で、残りのプロジェクト数は 9 個。

ユース ケース 3 - クレジットを使用する組織から画像/プロジェクトを使用する組織への移動

警告: クレジットを使用するソース組織から、画像/プロジェクトを使用するターゲット組織へは、フォルダー、サイトまたはプロジェクトを一切移動できません。

ユース ケース 4 - クレジットを使用する組織からクレジットを使用する組織への移動

2023 年 6 月 1 日以降、画像とプロジェクトの代わりにクレジットを使用するユーザーもいます。

情報: このケースでは、両方の組織がクレジットを使用している場合は、プロジェクトが 1 つの組織からもう一方の組織に移動しても、いずれの組織においてもクレジットの数に変更はありません。

例: ジェーンさんは以下の組織に所属しています。

  • 組織 A: 残り 200 クレジット。
  • 組織 B: 残り 100 クレジット。

ジェーンさんはプロジェクト 1 (クラウド上で処理され、45 クレジットを消費) を組織 A から組織 B に移動しました。

移動後、2 つの組織の処理容量は以下の通り変更されません。

  • 組織 A: 200 クレジット。
  • 組織 B: 100 クレジット。