組織機能を使用することで、企業は情報を一元化し、従業員が組織内での役割に基づいて生成したライセンス、クラウドプロジェクト、サイト、およびアセットへのアクセス権を管理することができます。
本記事の内容
はじめに
組織に関連する用語の定義
組織に関連するユーザーの役割
組織の作成と削除の操作方法
組織とそのユーザーの管理方法
法務情報の編集方法
組織にユーザーを招待する方法
組織からユーザーを削除する方法
組織のライセンスを購入する方法
組織のクレジットを購入する方法
ユーザー本人が自分のユーザー設定を管理する方法
個人情報を変更する方法
通信とデータプライバシー設定を変更する方法
はじめに
組織とユーザー管理機能を使うことで、Pix4Dユーザーは、所属する組織内で割り当てられた役割に基づいて作業することができます。
Pix4Dのデスクトップライセンス、クラウドライセンスおよび 処理容量(PIX4DcloudとPIX4Dinspect)、PIX4Dcloudプロジェクトとサイト、およびPIX4Dinspectのアセットは、個々のユーザーではなく、組織に属しています。
現在、本機能を使用して以下が可能です。
- 組織サポート:
- 1つの組織に複数のユーザーが所属する
- ユーザーに役割が割り当てられている場合、所属する組織のライセンスを全て使用できる
- 同じ PIX4Dcloud または PIX4Dinspect で作業できる
- 1人のユーザーが複数の組織に所属し、それぞれ異なる役割を持つことができる
- 1つの組織に複数のユーザーが所属する
- ユーザー管理:
- オーナーや管理者はユーザーを招待し、異なる役割を割り当てることができる
- 組織のメンバーはいつでも組織から退出することができる
組織に関連する用語の定義
組織に関連するユーザーの役割
現在の機能では、以下の異なる役割が組織レベルで存在します。
- オーナー:リソースとライセンスへの完全なアクセス権を持ち、ユーザーと請求情報を管理可能
- 管理者:リソースとライセンスへの完全なアクセス権を持ち、ユーザーを管理可能
- 編集者:リソースとライセンスへの完全なアクセス権を保持
- 閲覧者:リソースの閲覧と、クラウドライセンスへのアクセスのみが可能
組織の作成と削除の操作方法
詳しくはこちらの記事を参照ください:How to create and delete an Organization.
組織とそのユーザーの管理方法
- Pix4D クレデンシャルを使って https://account.pix4d.com/home からログイン
「所属する組織」の項目に、ユーザーが所属する全ての組織が表示される - 管理したい組織の列右端にある 管理 [1] をクリック。必要に応じて、画面左上のドロップダウンからユーザーを変更 [2] して組織を選択し、組織の設定を選択
- 画面左上の ホーム を選択し、組織の織の法的および会社情報の概要を表示し、組織のメンバーやアクセスを管理
法務情報の編集方法
組織の法務情報を編集できるのは、オーナーの役割を持つユーザーに限定されます。
- 切り替えボタンより、編集したい組織を選択
- 画面左上の 組織設定 をクリック
- 所属する組織 を選択
- 法務連絡先情報を編集
組織にユーザーを招待する方法
組織に新しくユーザーを招待できるのは、オーナーと管理者に限られます。
- 所属する組織の ホーム画面、「チームを構築する」下の ユーザーの管理 をクリック
既に所属しているユーザー情報が、ユーザー名・役割・Eメールアドレス・組織への招待の状況が表示される
- ユーザーを招待 をクリックし、ユーザーのEメールアドレス・組織における役割を入力・選択。管理者またはオーナーに設定する場合は、一度招待上を送信してから変更可能
- 招待されたユーザーへEメールが送信される。受信したユーザーは招待を許可する
必要に応じて、PIX4Dcloudホーム画面右上のアイコンをクリックして、ユーザーを招待する を選択し、招待状を送信することも可能です
組織からユーザーを削除する方法
組織からユーザーを削除できるのは、オーナーと管理者に限られます。
- 所属する組織の ホーム画面、「チームを構築する」下の ユーザーの管理 をクリック
- 組織から削除したいユーザーのEメール、左横にあるボックスに✔を入れる
- (任意) 一度に複数のユーザーに✔を入れて一括削除も可能
- ユーザーを削除 をクリック
組織のライセンスを購入する方法
購入を希望される際は 弊社セールス までご連絡ください。e-コマース では現在対応しておりません。
組織のクレジットを購入する方法
組織内で適切な権限を持つユーザーによってクレジットの購入が可能です
- 「編集者」ユーザーは、プロジェクト処理する際に自動チャージをオンにすることが可能
- 「オーナー」権限を持つユーザーは、自動チャージ設定の編集が可能
ユーザー本人が自分のユーザー設定を管理する方法
個人情報を変更する方法
- ウェブサイト https://www.pix4d.com/ を開く
- Pix4D クレデンシャルを使ってログイン
- アカウント設定画面より、アカウントを管理 をクリック
- 詳細設定 をクリックして個人情報を変更
- デフォルト組織:複数の組織に所属する場合、ユーザーが作業するデフォルトの組織を決定
- デスクトップアプリケーションにログインする際は、ユーザーはデフォルトに設定された組織のライセンスのみ選択可能
- PIX4Dcatchからプロジェクトをアップロードする際は、プロジェクトはデフォルトとして設定された組織のドライブにアップロードされる
- クラスターの場所:PIX4DcloudまたはPIX4Dinspectプロジェクトがプロセスされ、データが保存される場所を定義。詳しくはこちらの記事を参照ください:データセットの処理と保管場所について
- デフォルト組織:複数の組織に所属する場合、ユーザーが作業するデフォルトの組織を決定
通信とデータプライバシー設定を変更する方法
- プライバシーとデータ をクリック
- 表示される内容を確認し、編集する場合は青い編集ボタンをクリック
- 保存 をクリック