パンシャープン機能 - PIX4Dfields
本記事の内容
パンシャープンツール
パンクロマティックバンドを持つデータセットに対して、パンシャープン処理を行うことができます。
1.プロジェクトを開き、画像をインポートします。
2. 処理オプションで、 パンシャープン処理をオンに切り替えます。
3.適用をクリックします。
処理オプションのメニューです。
パンシャープンとは何ですか?
パンシャープン処理とは、高解像度のパンクロマティックバンドと低解像度のバンドを融合させることで より鮮明なマルチスペクトルオルソモザイクを作成します。カメラにこの高解像度パンクロマチックセンサーが搭載されている場合、PIX4Dfieldsはその構成を自動検出し、パンクロマチックセンサーに搭載されている パンシャープン オプションが利用可能になります。
注意:オルソモザイクの空間分解能とGSDは、パンシャープニングを無効にしても、常にパンクロマチックバンドのものと同じになります。シャープネスはパンシャープンオプションがオンになっているかどうかに依存します。
注:パンシャープン処理はラジオメトリック変換を行うため、この手法を使用した場合、ラジオメトリック精度が低下する可能性があります。
Micasense の RedEdge-P や Altum-PT などのカメラには、パンクロマチックセンサーが搭載されています。 これらのカメラは、より鮮明なオルソモザイクを作成することができ、計数、スカウト、画像解析などの用途に適した視覚化を提供します。以下の例では、パンシャープン画像と非パンシャープン画像を比較しています。
パンシャープン
パンシャープンなし