PIX4Dcatch で撮影した画像と生成されたログは、撮影端末からエクスポートが可能です。 エクスポートしたファイルは PIX4Dmatic や PIX4Dmapper で保存・処理、またはPIX4Dcloud にアップロードしてクラウド上でデータの処理を行ってください。
この記事では、手持ちの携帯端末で作成されたPIX4Dcatch ファイルをエクスポートする方法について紹介します。
本記事の内容
外付けドライブを使用したエクスポート
Google ドライブまたはその他のファイル共有オプションを使用したエクスポート
SMB 共有ネットワークサーバーを使ってエクスポート
既存のSMB共有に端末を接続する方法
PIX4Dcatch ファイルを SMB共有にエクスポート
注意:PIX4Dcatchプロジェクトのエクスポートには、PIX4D製品のサブスクリプションまたは、PIX4Dデスクトップソフトウェアの有効なサポート&アップグレード付き買取ライセンスが必要です
外付けドライブを使用したエクスポート
- 端末に外付けフラッシュドライブを接続
Tip: iXpandフラッシュドライブ や Type-Cフラッシュドライブは直接デバイスに接続可能です。USBフラッシュドライブを使用する場合、端末の入力ポートに応じて Lightning - USBアダプタまたは USB-C - USBアダプタを使用してください注:iOS端末に関しては、サポートされているiPhone/iPad対応アクセサリを使用してください
- PIX4Dcatch アプリを起動
- ホーム画面で をクリックし、プロジェクトを選択
- 画面の右上隅にあるをクリックしてオプションを表示
- データを全てエクスポート をクリック
- ウィンドウが表示されたら、オプションから ファイルに保存 をタップ
- エクスポートするハードウェアが表示されたら、 外付けフラッシュドライブを選択して 保存 をタップ
- 外付けフラッシュメモリーに保存したプロジェクトをコンピューターにコピー
Google ドライブまたはその他のファイル共有サービスを使用したエクスポート
注: 以下の手順で Dropbox、Box、Microsoft OneDrive 等のファイル共有サービスを使い、画像を共有することができます。または、Apple の AirDrop を使用して、iPhone/iPad から Mac コンピュータに画像を直接転送も可能です
- PIX4Dcatch アプリを起動
- ホーム画面で をタップしてプロジェクトを選択
- 画面右上のをタップしてオプションを表示
- データを全てエクスポート をタップ
- AirDrop・電子メール・Google Drive・Dropboxなど、ファイル共有サービスのアイコンの中から Google ドライブをタップ
- フォルダ をタップして保存先を選択したら、右上の アップロードをタップ
- プロジェクトが圧縮ファイルとして保存されたことを確認。ダウンロード後は、7-Zipなど Zip解凍ツール を使用してファイルを解凍
- プロジェクト上で右クリック > プログラムから開く > ZIP解凍ツール .
- 抽出が完了したらをクリックしてファイルの内容を確認
SMB 共有を使用してエクスポート
iOS 13以降の iPhone・iPad から、個人または職場のSMB共有にFilesアプリから直接接続してエクスポートが可能です。
デバイス上の SMB 共有に接続する方法
初めてSMBを使用する場合は、ファイルのエクスポート前に以下の方法でSMB共有を端末に接続してください。
- Files アプリ を開く
- 画面下部の参照タブを選択
- をタップ
- サーバーへの接続を選択
- 接続する SMB 共有のネットワーク IP アドレスを入力し、 接続 をタップ
- [参照] メニューの [共有] 領域の下に接続した共有先が表示される。 タップして共有先に保存したファイルにアクセス
注:設定後は、必要な時にいつでもSMB共有が利用できます。 他のアプリケーションでファイルを開いたり保存する場合も、Filesアプリを介してアクセスが可能です。
SMB 共有へファイルをエクスポート
端末に接続したSMB共有を使用して、以下の方法でSMB共有内の任意のフォルダーにファイルをエクスポート、または新規フォルダーを作成してください。
- PIX4Dcatch アプリを起動
- フォルダーをタップして、エクスポートするプロジェクトを選択
- をタップし、エクスポートするファイル種類を選択
- ファイルに保存 > SMB 共有を選択
- 保存先フォルダを選択または新規作成して 保存 をタップ