スケール コンストレイント - PIX4Dmatic
PIX4Dmatic は、フォトグラメトリのプロセスに既知の測定値や参照値を導入する手段としてスケール コンストレイントを使用し、高精度で正確に縮尺された 3D モデルの再構築を可能にします。
重要: スケール コンストレイントを適用する上で重要となる 2 つの概念は以下のとおりです。
- スケール コンストレイントは、2 つのタイ ポイントによって定義される線です。
- スケール コンストレイントには長さが設定されます。
3D ビューアーにおけるスケール コンストレイント
スケール コンストレイントは、3D ビューアーではマゼンタ色の線として表示されます。
スケール コンストレイントを削除する
スケール コンストレイントは、3D ビューアー上でコンストレイントを右クリックすることで削除できます。
プロパティ パネル
[プロパティ] パネルは、スケール コンストレイントの長さと共に線の精度を示します。新しいスケール コンストレイントを作成した際には、[プロパティ] パネルに新しい長さを入力する必要があります。
プロジェクトのスケールの設定方法
スケール コンストレイントは 2 つの MTP で定義できます。
- [スケール コンストレイント]
アイコンを選択するか、キーボード ショートカット (英語) T を使用します。
- スケール コンストレイントは、タイ ポイント (「PIX4Dmatic のタイポイント (GCP、MTP、CP) について」) を使用します。タイポイントは以下の手順で作成します。
- 点群のポイント上で左クリックしてコンストレイントの開始点を設定したのちに、点群上の別のポイント上で左クリックして終了点を設定します。選択された各ポイントにより MTP が作成されます。
- 画像内でマークされた MTP を作成したのちに、これらのタイ ポイント上で左クリックをして、コンストレイントの開始点と終了点を定義します。
- [プロパティ] パネルでコンストレイントの長さを入力します。
- スケール コンストレイントを描画した後は、[再最適化] を実行します。ただし、それまでキャリブレーションが行われていない場合は [キャリブレーション] を実行します。
- [保存...] をクリックします。