PIX4Dcatch でグラウンド コントロール ポイント (GCP) をマークする方法
ユーザーは、PIX4Dcloud での処理のためにデータをアップロードする前に、グラウンド コントロール ポイントを PIX4Dcatch アプリケーション内で手動でマークできます。このページでは、画像をマークする方法を説明します。
グラウンド コントロール ポイント (GCP) は、既知の座標系を持つ参照ポイントで、フォトグラメトリ プロジェクトにおいて正確なジオリファレンスと位置合わせをするために使用されます。PIX4Dcatch では、GCP を含む画像はアップロード前に手動でマークできます。マークされた画像は、関連する GCP データとともに PIX4Dcloud にアップロードして処理することができます。
GCP はポイント グループで管理されます。ポイント グループでは各ポイントの座標情報が保存されています。GCP を処理に使用する場合は、少なくとも 3 つのポイントをマークし、各ポイントがそれぞれ 2 枚以上の画像に現れることが必須です。
重要: ポイント グループは、投影座標系である必要があります。
手動 GCP の作成手順
- プロジェクト管理
ダイアログを開きます
- プロジェクトを選択します。
- ツール
アイコンをクリックします。
- GCPマーキング
を開いて、GCP ファイルを開きます。
- ダイアログを閉じます。GCP アイコンが青くなり、選択したポイント グループが表示されます。また [ポイントをマーク] オプションが利用可能になります。
- [ポイントをマーク]
を選択します。
- 一覧からマークする GCP の名前を選択します。
- 画像をシングル タップして GCP をマークします。正確に配置するには、タップ & ホールドして拡大ツールを開きます。画像を拡大したりマークを削除するには、画像の右上隅の三点リーダー メニューをタップします。
- 少なくとも 2 枚の画像で GCP をマークします。
- マップ上に GCP が表示され、GCP がマークされた画像は緑で強調表示されます。
- [保存] をタップします。
- GCP を追加でマークする場合は、上記の手順のとおりに GCP を選択しマークします。
ヒント: 最も高い絶対精度を得るには、各 GCP を可能な限り多くの画像でマークし、最大レベルのズームを使用してピクセル レベルでマーカーを配置します。
GCP を含むプロジェクトの処理については「PIX4Dcatch プロジェクトの処理PIX4Dcatch プロジェクトの処理」をご覧ください。