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PIX4Dmatic で生成される点群
Pix4Dmaticは、3種類の点群の生成とエクスポートが可能です。 深度点群、高密度点群、および深度と高密度の融合点群。 それぞれ異なるインプットデータで作成され、異なる属性を持っています。
本記事の内容
高密度点群
写真測量を使用して、画像から高密度の点群が生成されます。 十分な画質、オーバーラップ、テクスチャを持つ画像は、非常に高密度で高精度な点群を生成することができます。 精度と密度がこのプロセスの強みです。 テクスチャをほとんど含まない均一な領域は、密度の低い領域を生成します。
詳細については、 高密度化 - PIX4Dmatic を参照してください。
深度点群
深度点群は、PIX4DcatchでキャプチャされたLiDAR対応のiPhoneおよびiPadデバイスからの深度マップファイルを使用して生成されます。 LiDAR(Light Detection And Ranging)とは、光パルスを発射し、そのパルスがスキャナに戻ってくるまでの時間を測定することで、光を利用した計測システムです。 3Dモデル作成におけるLiDARの強みは、機器から被写体までの計測精度が高く、より正確な縮尺を推定できること、また、均一でテクスチャの低い表面からデータを取得できることなどが挙げられます。
詳細については、 深度点群 - PIX4Dmatic を参照してください。
深度・高密度融合の点群
このオプションは、高密度点群と深度点群を融合し、それぞれの入力の強みを活かして、より良い点群を生成することができます。 PIX4Dmaticは、モバイル端末特有のGPSやIMUのドリフトによって位置がずれるLiDARデータに対して、高密度点群生成時の位置・姿勢データをより正確に取り込み、適用することが可能です。 正確な位置と向きを持つLiDARデータにより、PIX4Dmaticは均質で質感の低いエリアのギャップを埋め、より密度の高い点群データを作成することができます。
PIX4Dmaticでは、融合の際に両者の公差を調整することが可能です。 詳細情報: 深度・高密度の融合 - PIX4Dmatic
詳しくは、PIX4DmaticでPIX4Dcatchのデータセットを処理する方法についてをご覧ください。