PIX4Dsurvey で座標系を使用する方法
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プロジェクト座標系
プロジェクトの座標参照系は、次の座標系に基づいて自動的に定義されます。
- PIX4DmapperまたはPIX4Dmaticのプロジェクトファイル。
- インポートした点群のメタデータに記述されている座標系。
作成後にプロジェクトの座標系 [ 1 ] を変更するには:
- 下部のバーにあるアイコン [ 2 ] をクリックします。
- プロジェクト座標参照系を定義する [ 3 ] ダイアログで、次の設定をします。
- 水平座標参照系
- 鉛直座標参照系
- (オプション) ジオイド
- (オプション)ジオイド高
- 適用 [4] をクリックします。
座標系を変更する場合、最初にインポートされたデータは変換されず、座標系定義のみが変更されます。
インポートファイルの変換
プロジェクトの座標系が既に定義されている場合、新規にインポートしたファイルをインポート時に変換することができます。 こうすることで、既存のデータと正しく重ね合わせることができます。
変換できるファイル形式は次のとおりです。
- .las および .laz ファイル形式の点群。
- 2Dおよび3Dオブジェクトを含むベクターファイル(.dxf, .json, .shpファイル)。
例: 使用する場合:
- 地理座標系WGS84による点群 - EPSG:4326.
- 投影座標系 WGS 84 / UTM ゾーン 32N での投影 - EPSG:32632.
ヒント:PIX4Dmapperは全ての垂直座標系を直接サポートしていないので、多くのプロジェクトは任意に定義されています。 そのような場合、PIX4Dsurveyのインポートダイアログで鉛直基準系を設定し、インポートしたファイルが他のデータと正しく位置合わせされているかどうかを確認することができます。