タイポイント(GCP、CP)のインポート形式
タイポイント(Ground Control Point、Checkpoints)をインポートするためのファイル形式は、.csvまたは.txtファイルです。1行に4列または6列を含み、列の区切りにはカンマ「,」を使用します。タイポイントのフォーマットは以下の表のとおりです。
注意*。入力ファイルの座標の順番は、インポート・ダイアログで選択した
座標系定義の軸の順番に従う 必要があります。
例えば、座標系定義で第1軸がX、第2軸がYと指定されている場合、GCP入力ファイルの座標の順番も同じである必要があります。
ラベル, coordinate1* [10進度], coordinate2* [10進度], z [メートル].
gcp0,46.23456,6.56114,299.931
gcp1,46.23234,6.56234,299.823
緯度の値は-90°から90°の間です。
経度の値は-180°から180°の間です。
label, coordinate1* [decimal degrees], coordinate2* [decimal degrees], z [meter], Accuracy Horz [meter], Accuracy Vert [meter].
gcp0,46.23456,6.56114,299.931,0.02,0.02
gcp1,46.23234,6.56234,299.823,0.02,0.02
緯度の値は-90°から90°の間です。
経度の値は-180°から180°の間です。
label, coordinate1* [units], coordinate2* [units], z [units].
gcp0,2532795.105,1152094.639,395.883
gcp1,2532728.805,1152079.825,396.619
label, coordinate1* [units], coordinate2* [units], z [units], Accuracy Horz [units], Accuracy Vert [units].
gcp0,2532795.105,1152094.639,395.883,0.02,0.02
gcp1,2532728.805,1152079.825,396.619,0.02,0.02
座標系定義の軸の順番を確認する方法
座標系定義の軸の順番を確認するには、以下の手順で行います。
- EPSGGeodetic Parameter Registryのサイトを開く。
- EPSG Dataset - Text search に名前または EPSG コードを記入します。
- GOをクリックして、結果から正しい名前を選択します。
- COORDINATE SYSTEM"セクションを展開し、"AXES "サブセクションで順序を確認します。
座標系定義のAxesの順番を確認したら、同じ座標の順番になるように入力ファイルを修正します。
例WGS 84 / UTM zone 32N (EPSG code 32632)の場合、座標系定義における軸の順序は、第1に
Easting、第2に
Northingとなっています。GCPs ファイルは以下のようなフォーマットにする必要があります。
label, Easting [meter], Northing [meter], z [meter].