サーマル画像を処理する - PIX4Dfields
サーマル カメラ
Altum、Altum-PT、Sentera 6x カメラのサーマル バンドは、サーマル機能を完全にサポートしています。
サーマル バンドの単位は、元の画像データもとづき定義されます。
サーマル カメラ | 単位 |
Altum/altum-PT | Centikelvin* |
Sentera 6X | Centikelvin* |
* LWIR センチケルビンの画素値を摂氏に変換するには、以下の式を使用します:
Thermal_ir=(lwir/100)-273.15
Micasense Altum/Altum-PT からのデータセットを処理する
Micasense Altum は、青、緑、赤、レッド エッジ、近赤外 (NIR) および熱赤外 (LWIR) の 6 つのバンドを含むカメラです。Altum-PT はこれに加えて、パンクロマティック バンドを含みます。
- すべての画像をまとめてインポートし、処理します。
- LWIR センチケルビンの画素値を摂氏に変換するには、以下の式を使用します:
Thermal_ir=(lwir/100)-273.15
Micasense の web サイトには、このカメラのデモ データセットがあります。
RGB サーマル カメラ
PIX4Dfields は、.jpg サーマル画像を処理できるものの、画像は RGB 画像として扱われます。出力されるオルソモザイクは温度で色分けされ、温度のみを視覚的に表します。これにより、シーン内の高温・低温領域を検出できますが、成果物のマップから特定のオブジェクトまたはピクセルの温度値を抽出することはできません。
RGB サーマル画像を処理した場合は、ヒストグラムは使用できません。
サーマル画像の撮影方法
サーマル プロジェクトにおいて撮影したシーンのより高品質な再構築モデルを得るには、画像撮影時に以下の推奨事項に従います。
- 高いオーバーラップ率を維持し、前方/横方向ともに 90% にする
- 撮影される画像の最小解像度は 640 x 480 とする
- 画像にブレがないようにする。飛行速度を上げると画像がぶれる可能性がある