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このガイドは、Pix4Dscanで利用可能なすべての機能を説明することを目的としています。アプリを最適な状況で操作できるようゆっくりお読みになることをお勧めします。
このマニュアルは次のカテゴリに分かれています:
ログイン
Pix4Dscan を開くたびにログインウィンドウが表示されます:
- Pix4Dユーザーアカウントのメールアドレスとパスワードを入力。
- ログインをクリック。
ダッシュボード
ダッシュボードはログイン後に表示されます。
ダッシュボード からはいくつかのアクションが実行できます。
- ドローン選択メニューとステータス :ドロップダウンメニューからサポートされているドローンを選択し、ステータスが接続済みであることを確認。
- 設定:
にタップして設定にアクセス。詳細は: Pix4Dscan-設定 。
- 飛行開始:ボタンは、ドローンが接続されている場合にのみ使用できます。 飛行ミッション開始をタップして飛行を実行。
飛行を開始するにはドローンに接続している必要があり、安全性とセキュリティの設定 の確認をお勧めします。
飛行開始をタップすると、フライトビューおよび マップビューが表示されます。
フライトビュー
フライトビューがデフォルトで拡大されています。ドローンからリアルタイムのビデオを表示します。飛行を追跡しながら、取得する画像の質について視覚的な情報を取得するために必要になります。
ビデオフィードは取得する画像と同じ明るさとホワイトバランスを反映しています。
マップビュー
マップビューは、ベースマップを含む画面を表示します。 マップビューをカスタマ設定するには、インターフェイス設定をご確認ください。詳細については: 設定 。
デフォルトとして、マップビューは最小化されています。マップビューを拡大するには、左下にあるマップボックスにタップします。
このビューで実行できるアクションは次のとおりです。
- マップ内を移動します。
- ズームインとズームアウト。
- 衛星とストリートベースマップを切り替えるボタン。
- ビューの傾きを変更します。
マップビュー :
ホームポイントの位置を表します。
ドローンの位置を表します。
デバイス(タブレット)の位置を表します。一番大きい円の半径はGPS位置の精度を意味します。
対象物の位置を表します。
北を指します。マニュアルベアリングモードの際に現在のマップ方位を北と合わすためにはアイコンをタップします。
マップのスケールを定義して可視化するスケール
「ストリート」 から 「衛星」 ベースマップに切り替えます。
「衛星 から「ストリート」 のベースマップに切り替えます。
をタップし、 マップビューをドローンの位置の中央に配置します。
フライトビューに戻るには、 をタップ。
ステータスバー
トップバーは、ミッションを飛行する前と飛行する際中に重要な、さまざまなアイテムのステータスを監視するための状態を表示ます。
飛行モード:ドローンが飛行しているモードを示します。それぞれのモードは次のとおり:
- 手動飛行リモートコントローラでドローンを操作し、離陸、着陸、対象物に飛んでミッションを設定するとき。
- 飛行ミッション中 自動飛行ミッション中
- 上陸への移動上陸時またはRTH時。
- 上陸中 地面に着陸したとき
接続とデータリンクの質:ドローンへの接続とデータリンクの質を監視。それぞれのモードは次のとおり:
- 接続済み。接続済み状態で、接続状況が弱くなっている際、異なるデータリンクの質の種類が検出できるため、信号損失を抑制できます。
- 未接続。ミッション中に接続が失われた場合、ドローンは安全とセキュリティ設定 通り動作します。ミッションは一時停止され、後で再開できます。
ドローンバッテリー:ドローンのバッテリーレベルを表示します。
- バッテリーが十分残っている場合は緑色。
- バッテリー残量が30%未満になると、注意が表示され、アイコンがオレンジ色に変わります。
- 安全とセキュリティ設定の低バッテリーレベルに到達すると赤色に変わります。この時点でドローンはドローンメーカーアプリの設定に従います。
コントローラーバッテリー:コントローラーのバッテリーレベルを表示します。
- バッテリーが十分残っている場合は緑色。
- バッテリー残量が30%未満になると、注意が表示され、アイコンがオレンジ色に変わります。
- 20%に達すると、低バッテリー(赤色)になります。
メモリカードの空き容量:メモリカードの空き容量を表示します。
- 十分な空き容量がある場合は緑色。
- 空き容量が3 GB未満の場合はオレンジ色。
- 空き容量が非常に少ない(1 GB未満)場合は赤色。
衛星信号受信数とGPS信号:GPS信号の強さと測位に使用できる衛星の数を表示します。
- 最低6つの衛星が必要です。
設定
をタップし、設定にアクセス。
手動飛行モードでは、いつでも設定が変更できます。使用可能な設定の詳細は: Pix4Dscan-設定 。
テレメトリー
テレメトリーバーは飛行の重要な特性を表示します。




- ジンバルピッチ= 0°の場合、カメラが前方を向いていることを意味します。
- ジンバルピッチ= -90°の場合、カメラが天底に向いていることを意味します。
リターントゥホーム
をタップして、ドローンをホームポイントに戻す。
飛行ミッション中、アプリでポップアップの確認後にリターントゥホームボタンが押されたとき、またはミッション中にコントローラーで押されたとき:
- ミッションは一時停止されており、後で再開できます。より詳細な情報は: 一時停止、再開、キャンセル 。
- 手動飛行モードが入力されます。
飛行ミッションタイプ
新しい飛行ミッションを作成するには画面の右側で、 をタップ。
複数のミッションタイプが利用可能です:軌道、円柱、通信タワー飛行ミッション が実行できます。
終了をタップして、飛行ミッション作成メニューを終了します。
軌道飛行ミッション
対象の中心を設定
対象の中心を設定するためのアニメーションがユーザーを案内します。
- 手動飛行モードで構造物・タワーの上にドローンを配置
- 以下の条件が満たされている状態で設定をタップ。
- フライトビューで、緑色のターゲットが構造物・タワーの中心を指している。
- ジンバルピッチの角度が-90°(天底を向いている)である。そうするには、コントローラを使用するか、 -90に設定 ° をタップ。
- 高度 が20 m以上であること。
- GPS信号が十分に強いこと。ミッションを開始するには、少なくとも6つの衛星との接続が必要です。
ミッションのプロパティを設定する
次のプロパティは、右側のパネルで変更できます。
- 「POI中心設定」: リセット をクリックして対象物(POI)の新しい中心を定義します。
- 「ホワイトバランス」: 気象条件によって変更可能です。ホワイトバランスオプションは次のとおりです:
オート: ホワイトバランスを自動的に最適化。
晴れ: 晴れた気象条件のホワイトバランスを最適化します。
曇り: 曇りの気象条件のホワイトバランスを最適化します。
- 「EV値補正」:-3から3までの露出値補正。
- 推奨値に復元: 次の設定にデフォルト値が適用されます。この値を 編集するときには、推奨値に復元をタップすると 編集した値をデフォルト値に置き換えます。
- 軌道ごとの画像数:軌道ごとの画像枚数を設定します。
パネルのパラメータで設定されるのではなく、半径、高度とジンバルピッチは、スクリーンのビデオフィードに基づいています。つまり、ドローンのコントローラで手動で調整される、ドローンの現在の位置に基づいています。
- 「ジンバルピッチ」: カメラのピッチ角を表します。
- 半径: 軌道の半径の距離を表します。
- 高度: 軌道の高度を表します。
パラメーター | 赤色の値の範囲 | オレンジ色の値の範囲 | 緑色の値の範囲 |
---|---|---|---|
ジンバルピッチ | - | -90-(-61)° / -29-0° | -60-(-30)° |
半径 | 0-5 m | 6-7 m | 8m以上 |
高度 | < 10 m | 10-14 m | 15m以上 |
飛行ミッション開始をタップ。ドローンは「ミッション中」モードとなり、ミッションが開始します。ミッションの実行中、ミッション完了までにかかる時間の想定が表示されます。
円柱飛行ミッション
対象の中心を設定
対象の中心を設定するためのアニメーションがユーザーを案内します。
- 手動飛行モードで構造物・タワーの上にドローンを配置
- 以下の条件が満たされている状態で設定をタップ。
- フライトビューで、緑色のターゲットが構造物・タワーの中心を指している。
- ジンバルピッチの角度が-90°(天底を向いている)である。そうするには、コントローラを使用するか、 -90に設定 ° をタップ。
- 高度 が20 m以上であること。
- GPS信号が十分に強いこと。ミッションを開始するには、少なくとも6つの衛星との接続が必要です。
ミッションのプロパティを設定する
次のプロパティは、右側のパネルで変更できます。
- 「POI中心設定」: リセット をクリックして関心点(POI)の新しい中心を定義します。
- 「ホワイトバランス」: 気象条件によって変更可能です。ホワイトバランスオプションは次のとおりです:
オート: ホワイトバランスを自動的に最適化。
晴れ: 晴れた気象条件のホワイトバランスを最適化します。
曇り: 曇りの気象条件のホワイトバランスを最適化します。
- 「EV値補正」:-3から3までの露出値補正。
- 「推奨値に復元」: 次の設定にデフォルト値が適用されます。これらの値を 編集するときには、推奨値に復元をタップすると 編集した値をデフォルト値に置き換えます。「POI高度」のみリセットされません。
- 「垂直線」: ミッションの垂直線の数を表します。
- 垂直線ごとの画像数:垂直線ごとの画像枚数を設定します。
- 最低高度: ドローンが飛行ミッションを飛ぶ際の最低高度。本値は少なくとも最高高度より10 m低くする必要があります。
現行のもので設定をタップして、値をドローンの現在の高度に設定します。 - 最高高度: ドローンが飛行ミッションを飛ぶ際の最高高度。本値は少なくとも最低高度より10 m高くする必要があります。
現行のもので設定をタップして、値をドローンの現在の高度に設定します。 - 対象の高さ: 軌道の高さを表します。
現在のもので設定をタップして、値をドローンの現在の高度に設定します。 - 半径: 軌道の半径の距離を表します。最低値は8m。
飛行ミッション開始をタップ。ドローンは「ミッション中」モードとなり、ミッションが開始します。ミッションの実行中、ミッション完了までにかかる時間の想定が表示されます。
通信タワー飛行ミッション
対象の中心を設定
対象の中心を設定するためのアニメーションがユーザーを案内します。
- 手動飛行モードで構造物・タワーの上にドローンを配置
- 以下の条件が満たされている状態で設定をタップ。
- フライトビューで、緑色のターゲットが構造物・タワーの中心を指している。
- ジンバルピッチの角度が-90°(天底を向いている)である。そうするには、コントローラを使用するか、 -90に設定 ° をタップ。
- 高度 が20 m以上であること。
- GPS信号が十分に強いこと。ミッションを開始するには、少なくとも6つの衛星との接続が必要です。
対象の高度を設定
対象の高度を設定するためのアニメーションがユーザーを案内します。
- 手動飛行モードでドローンをタワーの最高点に配置。
- 以下の条件が満たされている状態で設定をタップ。
- フライトビューで、緑色のターゲットが構造物・タワーの中心を指している。
- ジンバルピッチの角度が0°(水平を向いている)である。そうするには、コントローラを使用するか、 0に設定 ° をタップ。
- 高度 が20 m以上であること。
- GPS信号が十分に強いこと。ミッションを開始するには、少なくとも6つの衛星との接続が必要です。
サブ飛行ミッションを実行
通信タワーを効率的にマップし、正確な結果を再現するには、軌道ミッション、円柱ミッションおよび上向き旋回ミッションが実行できます。通信タワーのマッピング方法に関する推奨事項の詳細は: 通信タワーのマップ方法 。
一般的に、以下の飛行をお勧めします:
- 各アンテナ群につき1つの軌道サブミッション。
- タワーの種類によって、複数の垂直線を含む1つの円柱サブミッション、もしくは一つの垂直線で複数の円柱ミッション。
- 各アンテナ群につき1つの上向き旋回サブミッション。
通信タワーミッションの開始時に設定されるリファレンスはデフォルトとして、全てのサブミッションに使用されます。選択可能なサブミッションを選択し、 設定をタップ。
1つのタイプのサブミッションが完了した後、他のタイプのサブミッション または同じタイプのものを実行できます。
軌道
ミッションのプロパティを設定する
次のプロパティは、右側のパネルで変更できます。
- 「ミッションタイプ」 : 別のミッションタイプを選択するには変更をタップします。
- 「POI中心設定」: リセット をクリックして対象物(POI)の新しい中心を定義します。
- 「ホワイトバランス」: 気象条件によって変更可能です。ホワイトバランスオプションは次のとおりです:
オート: ホワイトバランスを自動的に最適化。
晴れ: 晴れた気象条件のホワイトバランスを最適化します。
曇り: 曇りの気象条件のホワイトバランスを最適化します。
- 「EV値補正」:-3から3までの露出値補正。
- 推奨値に復元: 次の設定にデフォルト値が適用されます。この値を 編集するときには、推奨値に復元をタップすると 編集した値をデフォルト値に置き換えます。
- 軌道ごとの画像数:軌道ごとの画像枚数を設定します。
パネルのパラメータで設定されるのではなく、半径、高度とジンバルピッチは、スクリーンのビデオフィードに基づいています。つまり、ドローンのコントローラで手動で調整される、ドローンの現在の位置に基づいています。
- ジンバルピッチ: カメラのピッチ角を表します。この値は - でなければいけません。
- 半径: 軌道の半径の距離を表します。
- 高度: 軌道の高度を表します。
パラメーター | 赤色の値の範囲 | オレンジ色の値の範囲 | 緑色の値の範囲 |
---|---|---|---|
ジンバルピッチ | - | -90-(-61)° / -29-0° | -60-(-30)° |
半径 | 0-5 m | 6-7 m | 8m以上 |
高度 | < 10 m | 10-14 m | 15m以上 |
飛行ミッション開始をタップ。ドローンは「ミッション中」モードとなり、ミッションが開始します。ミッションの実行中、ミッション完了までにかかる時間の想定が表示されます。
円柱飛行ミッション
ミッションのプロパティを設定する
次のプロパティは、右側のパネルで変更できます。
- 「ミッションタイプ」 : 別のミッションタイプを選択するには変更をタップします。
- 「POI中心設定」: リセット をクリックして対象物(POI)の新しい中心を定義します。
- 「POI高度」: リセット をクリックして対象物(POI)の新しい高度を定義します。
- 「ホワイトバランス」: 気象条件によって変更可能です。ホワイトバランスオプションは次のとおりです:
オート: ホワイトバランスを自動的に最適化。
晴れ: 晴れた気象条件のホワイトバランスを最適化します。
曇り: 曇りの気象条件のホワイトバランスを最適化します。
- 「EV値補正」:-3から3までの露出値補正。
- 「推奨値に復元」: 次の設定にデフォルト値が適用されます。この値を 編集するときには、推奨値に復元をタップすると 編集した値をデフォルト値に置き換えます。
- 「垂直線」: ミッションの垂直線の数を表します。
- 垂直線ごとの画像数:垂直線ごとに取得する画像枚数を表します。
- 最低高度: ドローンが飛行ミッションを飛ぶ際の最低高度。本値は少なくとも最高高度(対象物の高さ+半径)より10 m低くする必要があります。
現行のもので設定をタップして、値をドローンの現在の高度に設定します。 - 半径: 軌道の半径の距離を表します。最小値と推奨値は8 mです。現行のもので設定をタップして、半径の値を現在のタワーの中心線とドローンの間の距離に設定。
飛行ミッション開始をタップ。ドローンは「ミッション中」モードとなり、ミッションが開始します。ミッションの実行中、ミッション完了までにかかる時間の想定が表示されます。
上向き旋回飛行
ミッションのプロパティを設定する
次のプロパティは、右側のパネルで変更できます。
- 「ミッションタイプ」 : 別のミッションタイプを選択するには変更をタップします。
- 「POI中心設定」: リセット をクリックして対象物(POI)の新しい中心を定義します。
- 「ホワイトバランス」: 気象条件によって変更可能です。ホワイトバランスオプションは次のとおりです:
オート: ホワイトバランスを自動的に最適化。
晴れ: 晴れた気象条件のホワイトバランスを最適化します。
曇り: 曇りの気象条件のホワイトバランスを最適化します。
- 「EV値補正」:-3から3までの露出値補正。
- 推奨値に復元: 次の設定にデフォルト値が適用されます。この値を 編集するときには、推奨値に復元をタップすると 編集した値をデフォルト値に置き換えます。
- 軌道ごとの画像数:軌道ごとの画像枚数を設定します。
パネルのパラメータで設定されるのではなく、半径、高度とジンバルピッチは、スクリーンのビデオフィードに基づいています。つまり、ドローンのコントローラで手動で調整される、ドローンの現在の位置に基づいています。
- ジンバルピッチ: カメラのピッチ角を表します。この値は + でなければいけません。
- 半径: 軌道の半径の距離を表します。
- 高度: 軌道の高度を表します。
パラメーター | 赤色の値の範囲 | オレンジ色の値の範囲 | 緑色の値の範囲 |
---|---|---|---|
ジンバルピッチ | - | < 0° | 0-90° |
半径 | 0-5 m | 6-7 m | 8m以上 |
高度 | < 10 m | 10-14 m | 15m以上 |
飛行ミッション開始をタップ。ドローンは「ミッション中」モードとなり、ミッションが開始します。ミッションの実行中、ミッション完了までにかかる時間の想定が表示されます。
ミッションの一時停止、再開、キャンセル
ミッションモードでは、アプリからミッションを一時停止、再開、キャンセルできます。
をタップしてミッションを一時停止。ミッションを一時停止した後、ドローンはホバリングし、 手動モードに入ります。
をタップしてミッションを再開。ドローンは飛行前のチェックを行い一時停止を押す前に到達できなかった最初のウェイポイントに飛びます。
をタップしてミッションをキャンセル。ミッションをキャンセルするかどうかの確認を求めるポップアップが表示されます。キャンセルされたミッションは再開できません。
ミッションを中断するその他の方法については、 Pix4Dscanのミッションを中断する方法 。
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