各データセット、およびそれに対応するアウトプットとアノテーションには、次のさまざまな要因に応じて特定の座標系がアサインされます。
- インプットファイル。
- GCPまたはAutoGCPs検出機能の使用。
- 画像がPix4Dcloudのサーバーで処理されるかどうか。
- プロジェクトの作成方法。
本記事の内容
データセットの座標系と出力座標系
Pix4Dcloudで直接画像をインポートしてデータセットを作成した場合
画像を使用してデータセットを作成する方法の詳細については、新規データセットを参照してください。
画像にジオローケーションが含まれていますか? | AutoGCPs検出機能は使用していますか? | データセットの座標系と出力座標系はどれですか? |
---|---|---|
はい、WGS84系 | はい、GCPにはサポートされている投影座標系が使用されています | GCP座標系と同じ |
AutoGCPs検出機能は使用していません |
WGS84/UTM投影。 UTMゾーンはインプットファイルの座標値によって定義されます。 データセットの垂直座標系には、インプット画像の垂直座標系が反映されます。 |
|
はい、(投影)出力座標系として設定する必要がある別の座標系 | AutoGCPs検出アルゴリズムがこの画像の座標系をサポートしていません | 画像の座標系と同じ |
なし | AutoGCPs検出アルゴリズムはジオローケーションを含む画像のみをサポートしています | 任意 |
Pix4Dcloudで結果を直接インポートしてデータセットを作成した場合
結果をアップロードする方法の詳細については、結果とアウトプットをPix4Dcloudにアップロードする方法を参照してください。
アウトプットはジオリファレンス処理済みですか? | データセットの座標系と出力座標系はどれですか? |
---|---|
はい、アップロードしたファイルは、ジオリファレンス処理済みの点群(.las)です | データセットの座標系は出力座標系として定義されます。 |
はい、アップロードしたオルソモザイク/DSMは、GeoTIFFです | データセットの座標系は出力座標系として定義されます。 |
いいえ、オルソモザイク/DSMは、ジオリファレンス処理されていない.tifです | 座標はプロジェクトの任意の原点(0、0)を基準に計算されます。 |
アップロードしたファイルは、メッシュファイルとoffset.xyzファイルです | データセットには座標系がアサインされません。ただし、ファイルは出力座標系の座標に合わせて配置されます。 |
アップロードしたファイルは、offset.xyzファイルを含まないメッシュファイルです | 座標はプロジェクトの任意の原点(0、0、0)を基準に計算されます。 |
プロジェクトファイルをPix4Dmapperからアップロードした場合
画像にジオローケーションが含まれていますか? | GCPは使用されていますか? | データセットの座標系と出力座標系はどれですか? |
---|---|---|
はい/いいえ | はい/いいえ | アウトプット座標系は、Pix4Dcloudにアップロードする前にPix4Dmapperで出力座標系として定義されたもの(サポートされている場合)です。 |
プロジェクトファイルをアップロードする方法の詳細については、Pix4DmapperからPix4Dcloudにプロジェクトファイルをアップロードする方法を参照してください。
アノテーションの座標系
2D/3Dビューで表示される座標
- 水平座標系:WGS84の緯度、経度として表示されます(十進度)。また、データセット座標系ではX、Y座標としても表示されます。
- 鉛直座標系:データセットの鉛直座標系と同じ鉛直座標系。単位はメートル(m)か国際フィート(ft)のどちらかで、アカウントの設定に準じます。詳細については、Pix4Dcloud - よくあるご質問を参照してください。
エクスポートされたアノテーションレイヤーの座標系
- 水平座標系:アノテーションレイヤーはWGS84でエクスポートされます。
- 鉛直座標系:データセットの鉛直座標系と同じ、単位はアカウントの設定で指定されているものになります。
インポートされたアノテーションレイヤーの座標系
- 水平座標系:インポートするアノテーションレイヤーはWGS84である必要があります。
- 鉛直座標系:データセットの鉛直座標系と同じ、単位はアカウントの設定で指定されているものになります。
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