Pix4Dmapperのアウトプットを改善する方法

Pix4D Desktopは正確な結果を自動的に出力するように設計されていますが、手動で操作することでアウトプットを改善できる場合があります。

ステップ「1. 初期処理」の結果を改善する方法

ステップ1のアウトプットは、カメラの内部標定および外部標定とマニュアルタイポイント(MTP)です。これは以降の処理ステップ2および3で、すべてのアウトプットに使用されます。したがって、再構築が最適でない場合には、ステップ1の結果を改善する必要があります。

  • 再構築が適切であることを確認する方法の1つは、品質レポートを分析することです。

品質レポートを分析してステップ1の結果が最適であることを確認する方法:品質レポートのヘルプおよびQuality report specifications

  • 再構築が適切であることを示すもう1つの指標は、モデル周囲の画像上の自動タイポイント(ATP)またはマニュアルタイポイント(MTP)の再投影誤差です。

モデルでMTPをマークする方法:MTPをインポートおよびマークする方法
再投影誤差とは:Reprojection error

  • 一部の画像がキャリブレーションされていない場合は、画像が鮮明でないことや、オーバーラップが少ないこと、処理オプションが最適でないことが原因である可能性があります。

密集した植生領域を処理する際に多くの画像をキャリブレーションする方法:How to improve the outputs of dense vegetation areas?
画像を手動でキャリブレーションする方法(時間のかかる手動のワークフロー):キャリブレーションされなかった画像をrayCloudで手動でキャリブレートする方法

  • 画像がどれもキャリブレーションされておらず、処理に失敗している場合は、おそらくデータセットが最適でないか、処理のために選択した設定が正しくないと考えられます。

詳細情報:Error e0046: "Processing failed."

  • 一部の画像がぼやけていたり、明るさが不十分であったり、離着陸時の画像がプロジェクトに含まれたりしている場合は、これらの画像を処理から削除することで、結果が改善される場合があります。

画像を無効にする方法:How to remove Images from a Project

モデルの絶対精度を向上させる方法

モデルの絶対精度を向上させるには、グラウンドコントロールポイント(GCP)が必要です。全体的に高い精度を実現するためには、モデルの全周囲の水平/垂直方向にGCPを分散させることが重要です。

GCPの詳細については:Using GCPs

点群を改善してノイズを除去する方法

再構築(ステップ1)が最適でない場合、点群にノイズが発生する可能性があります。点群を生成する前に、ステップ1の結果が最適であることを確認してください。それでも点群にノイズが発生する場合は、次の対処法を試してください。

  • 点群の境界の密度が低い場合や、点群の境界が対象領域に対応していない場合には、処理範囲を描画することで、生成される点群を制限できます。

処理範囲を描画する方法:How to use a processing area in Pix4Dmapper Desktop

  • プロジェクトが斜め方向から撮影されていて、空も撮影されている場合は、モデルの周囲に空が再構築される場合があります。空を削除するには、オリジナルの画像にアノテーションを付けます。

画像にアノテーションを付けて空を削除する方法:How to remove the Sky from the Point Cloud using the Annotation Tool

  • 建物の角の部分や細いオブジェクト(タワーや電線)の近くの点群にノイズが発生している場合は、ステップ「2.点群およびメッシュ」>「点群」の処理オプションで「マルチスケール」オプションを無効にすることをお勧めします。
  • 点群にノイズがあり、削除すべきポイントがある場合は、点群を編集し、ポイントを「削除済み」点群分類グループにアサインできます。これらのポイントは、点群をrayCloudからエクスポートする際にはエクスポートされません。また、点群の編集後に生成されたすべてのアウトプット(DSM、オルソモザイク、3Dテクスチャメッシュなど)にも使用されません。

点群の編集方法:rayCloudで点群を編集する方法
rayCloudで点群を編集する方法:How to export the Point Cloud

3Dテクスチャメッシュを改善する方法

メッシュは点群をインプットとして受け取ります。点群にノイズがある場合、メッシュにもノイズが発生します。3Dテクスチャメッシュを生成する前に、ステップ1の結果と点群が最適であることを確認してください。ただし、平面が歪んでいたり、穴が開いている部分がある場合は、面を描画して結果を改善してください。

3Dテクスチャメッシュを改善する方法:How to improve the 3D textured mesh

オルソ面を改善する方法

オルソ面は点群をインプットとして受け取ります。点群にノイズがある場合、オルソ面にもノイズが発生することがあります。ただし、オルソ面にノイズが混入する原因は他にもある可能性があります。

  • オルソ面ボックスが建物の側面に対して垂直ではなく、最終的なアウトプットが正投影にならない。

サーフェスオブジェクトを使用してオルソ面を建物の側面に合わせる手順:How to draw a new orthoplane

  • 背景のノイズがオルソ面に投影されている。

背景を削除する手順:How to remove the Background of the Orthoplane using the Annotation Tool

DSMを改善する方法

DSMは点群をインプットとして受け取ります。点群にノイズがある場合、DSMにもノイズが発生します。DSMを生成する前に、ステップ1の結果と点群が最適であることを確認してください。それでもDSMにノイズが発生する場合は、次の対処法を試してください。

  • 建物の端にノイズがあり、DSMが鮮明でない場合は、屋根面にサーフェスを描画します。サーフェスの上下の点は、DSMの生成に使用されない場合があります。

rayCloudでサーフェスを描画してDSMを改善する方法:How to correct Building Artifacts in the DSM and Orthomosaic with the rayCloud

  • 植生にアーティファクトや歪みがある場合は、DSMの生成に「三角測量」法を使用します。

密集した植生のDSMを改善する方法:How to improve the outputs of dense vegetation areas?

オルソモザイクを改善する方法

オルソモザイクはDSMとオリジナルの画像の位置をインプットとして受け取ります。DSMにノイズがある場合や、再構築が最適でない場合、オルソモザイクに歪みが生じます。オルソモザイクを生成する前に、ステップ1の結果とDSMが最適であることを確認してください。それでもオルソモザイクにアーティファクトが発生する場合は、モザイクエディターで編集することもできます。

  • シーン内に走行中の車があると、オルソモザイクの多くの場所に半透明の車が表示されます。この効果はゴースト効果と呼ばれています。オルソモザイクを改善するには、モザイクエディターでオルソモザイクを編集して車の周囲に領域を描画し、車が写っていない画像を選択します。

モザイクエディターでオルソモザイクを編集する方法:How to edit the Orthomosaic

  • 建物や植生が密集している部分が歪んでいる場合、歪んでいる部分に対して平面投影を選択することで、オルソモザイクの視覚的側面を改善できます。

モザイクエディターで建物の視覚的側面を改善する方法:How to improve the Visual Aspect of Buildings in the Orthomosaic with the Mosaic Editor

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